4.9. SSHキーの管理¶
SSHキーを使用すると、仮想マシンへのSSHアクセスを保護できます。SSHでVMに接続するクライアントでキーペアを生成できます。秘密キーはクライアントに保管され、他のノードにコピーできるようになります。公開鍵は、Acronis Cyber InfrastructureにアップロードしてVMの作成時に指定する必要があります。cloud-init
によってVMに追加され、OpenSSH認証で使用されるようになります。キーの追加は、LinuxとWindowsの両方の仮想マシンでサポートされています。
注釈
SSHキーの指定は、ISOイメージではなくテンプレートまたはブートボリュームからVMをデプロイする場合に限られます。
SSHキーの機能を使用する前に、以下の要件を満たしていることを確認してください。
cloud-init
ユーティリティがVMのテンプレートかブートボリュームにインストールされています。- OpenSSH ServerがWindowsのテンプレートかブートボリュームにインストールされています。
テンプレートやブートボリュームを準備する方法については、Preparing templatesを参照してください。
公開鍵を追加するには、以下の手順を実行します。
ssh-keygen
ユーティリティを使用して、クライアントでSSHキーペアを生成します。# ssh-keygen -t rsa
SSH Keys screenで [キーの追加] をクリックします。
[SSHキーを追加] ウィンドウで、キーの名前を指定し、
/root/.ssh/id_rsa.pub
にある生成済みの公開鍵からキーの値をコピーします。キーの説明を追加することもできます。
1つ以上のキーを削除するには、対象のキーを選択して [削除] をクリックします。
注釈
キーが1つ以上のVMに追加されている場合は、管理者パネルから削除しても該当のVMに残ります。
2020年10月21日