7.4. ボリュームの管理¶
このセクションでは、iSCSIによってエクスポートするボリュームを作成して管理する方法を説明します。
7.4.1. ボリュームの作成¶
ターゲットグループの作成時に対象のボリュームを作成しておくと便利ですが、その作業は後からいつでも行えます。
[ストレージサービス] > [ブロックストレージ] > [ボリューム] を開いて、[ボリュームを作成] をクリックします。ウィザードが表示されます。
[名前と種類] で、ボリューム名を入力し、サイズをギガバイト単位で指定します。後からボリュームを拡張することは可能ですが、縮小はできません。
[ストレージポリシー] で、冗長モード、ストレージティア、および障害ドメインを選択します。高可用性を活用するために、[冗長性なし] 以外のモードと、[ディスク] 以外の障害ドメインを選択してください。
[サマリー] で、ボリュームの詳細情報を確認します。必要に応じて、前に戻って変更することも可能です。[作成] をクリックします。
7.4.2. ターゲットグループへのボリュームの接続¶
ターゲットグループにボリュームをLUNとして追加するには、以下の手順を実行します。
[ストレージサービス] > [ブロックストレージ] > [ターゲットグループ] を開いて、対象のターゲットグループの省略記号のアイコンをクリックし、[LUNを追加] をクリックします。
表示される [接続] ウィンドウで、ターゲットグループに接続するボリュームを選択し(必要なら作成し)、[接続] をクリックします。
その同じ作業を [ボリューム] タブで行うことも可能です。
対象のボリュームの省略記号のアイコンをクリックして、[接続] をクリックします。
表示される [接続] ウィンドウで、ターゲットグループを選択し、[接続] をクリックします。
7.4.3. LUNの上限の設定¶
LUNとしてターゲットグループに接続したボリュームの読み取り/書き込みの上限を設定するには、以下の手順を実行します。
[ストレージサービス] > [ブロックストレージ] > [ターゲットグループ] を開いて、対象のターゲットグループの名前をクリックして開き、[LUN] に切り替えます。
対象のLUNをクリックして詳細情報を開き、[制限] フィールドの鉛筆のアイコンをクリックします。
表示される [LUNの上限を設定] ウィンドウで、上限値を入力して、[保存] をクリックします。
設定した上限値がLUNの詳細情報に表示されます。
7.4.4. ボリュームの切断¶
ターゲットグループからボリュームを切断するには、以下の手順を実行します。
- [ストレージサービス] > [ブロックストレージ] > [ターゲットグループ] を開いて、対象のターゲットグループの名前をクリックして開き、[LUN] に切り替えます。
- 対象のLUNの省略記号のボタンをクリックし、[接続解除] をクリックします。
[ストレージサービス] > [ブロックストレージ] > [ボリューム] を開いて、対象のボリュームの省略記号のアイコンをクリックし、[接続解除] をクリックする、という方法もあります。
7.4.5. ボリュームの削除¶
ターゲットグループに接続していないボリュームを削除するには、[ストレージサービス] > [ブロックストレージ] > [ボリューム] を開いて、対象のボリュームの省略記号のアイコンをクリックし、[削除] をクリックします。