6.2. Acronis Cyber Backup Cloudの設定

  1. Acronis Cyber Cloud管理コンソールにログインします。次に、[設定] > [ロケーション] に移動します。システムで、FQDNが元になった対応する名前の新しいバックアップ先が作成されていることを確認します。『Acronis Backupユーザーガイド』の説明に沿って、バックアップエージェントを設定します。
  2. 新規のカスタマーを作成し、Acronis Cyber Cloud内で新しいバックアップ先を割り当てます。これを行うには、右上の[新規作成] をクリックし、[カスタマー] を選択します。カスタマー名、モード、および言語を指定します。次に、Acronis Cyber Backup Cloudなど、新規カスタマーに提供するサービスを選択します。サービスを選択したら、サーバーやワークステーションなど、カスタマーのデバイスとワークロードを指定します。[ロケーション] のセクションで、現在のロケーション名をクリックして、利用可能なオプションすべてを表示します。必要なストレージを選択します。カスタマーのメール、言語、姓名などをその他のフィールドに入力し、[完了] をクリックして処理全体を完了します。
  3. アカウントを確認するには、メールにあるアクティベーションリクエストの手順に従ってください。
  4. カスタマーを作成したら、管理者としてAcronis Cyber Cloudにログインし、[クライアント] 画面を開きます。作成したカスタマーをクリックして、[概要] 画面を開きます。[サービスの管理] をクリックして、カスタマーの [Cyber Backup管理コンソール] を開きます。
  5. [デバイス] 画面で、ツールバーの [追加] をクリックします。追加するデバイスを選択します。この評価シナリオでは、現在使用中のオペレーティングシステムを搭載したワークステーションを選択します。バックアップエージェントのインストーラがダウンロードされます。
  6. バックアップエージェントのインストーラで、[インストール] をクリックします。[もう少しで完了します...] の画面で、[マシンの登録] をクリックします。次に、デバイスの登録情報を入力して確認します。右上隅にあるユーザーから、作成したカスタマーのアカウントが使われているかを確認します。登録が完了すると、追加したデバイスが、カスタマーのバックアップ管理コンソールにある [デバイス] > [すべてのデバイス] 画面に表示されます。
  7. カスタマーのマシンからバックアップを作成するには、デバイスをクリックして、右側のメニューで、[バックアップ] を選択します。[バックアップ計画の追加] をクリックし、詳細を指定します。この評価シナリオ用に、[バックアップの対象] で** [ファイル/フォルダ]** を選択します。次に、バックアップする項目、バックアップ保存先のクラウドストレージを選択し、[スケジュール][なし] を設定します。[作成] をクリックすると、バックアップ計画が左側に表示されます。[今すぐ実行] をクリックしてバックアップを開始します。
  8. 処理が完了すると、[バックアップ] > [ロケーション] 画面でバックアップされたファイルを表示できます。目的のカスタマーをクリックして、これまでにアップロードしたファイルを表示します。バックアップ名をダブルクリックすると、右側に詳細が表示されます。[ファイル/フォルダをリカバリする] をクリックしてアップロードしたファイルに移動し、必要に応じてダウンロードできます。