8. Backup Gatewayの監視¶
Backup Gatewayを作成したら、[ストレージサービス] > [バックアップストレージ] > [概要] 画面で監視できます。各チャートに以下の情報が表示されます。
- Backup Gatewayサービスのパフォーマンス
- ジオレプリケーションの速度とバックログ(レプリケーションを待っているデータの量)
- オブジェクトストレージの速度とバックログ(パブリッククラウドへのアップロードを待っているデータの量)
- マイグレーションの速度とバックログ(移行を待っているデータの量)
- マイグレーションのキューに残っているファイルの数
Acronis Storage 1.5または1.7からバックアップを移行する場合は、ソースストレージにあるデータの量よりも移行バックログの方が大きくなります。2.xより前のバージョンのAcronis Storageでは、ネットワークで送信するデータ量の多い古いバックアップ(FES)プロトコルを使用しているからです。ソースデータのサイズとバックログの量の差は、バックアップソリューションで使用している保持ポリシーにも大きく左右されます。それでも、ターゲットに移行した後のデータが使用する領域は、ソースの領域とほぼ同じです。
時間が経過してもバックログの量が減らない場合は、データのレプリケーションや移行やアップロードの速度が十分でないということです。ネットワークの転送速度に問題がある可能性があります。その場合は、ネットワークをチェックしたりアップグレードしたりしてください。

2020年10月21日