5. 記憶域スペースのエクスポート¶
Acronis Cyber Infrastructureでは、記憶域スペースを以下のストレージとしてエクスポートできます。
仮想環境やデータベースなどのニーズに対応するためのiSCSIによるブロックストレージ。
Amazon S3互換プロトコルによって無制限の数のファイルを格納するためのオブジェクトストレージ。メディアファイル、バックアップ、Open Xchangeファイルなどのデータを格納したり、Dropboxのようなアプリケーションを使用してストレージにアクセスしたりできます。クラウドオファリングの一部として組み込んだり、内部のニーズに対応したりするために、独自のAmazon S3互換オブジェクトストレージサービスを作成できます。
Acronis Backup CloudとAcronis Backup Advancedのバックアップ用のバックエンド。
NFSエクスポート。
この章では、以下の内容を取り上げます。¶
- 5.1. iSCSIによるストレージのエクスポート
- 5.2. S3によるストレージのエクスポート
- 5.3. NFSによるストレージのエクスポート
- 5.4. Backup Gatewayを経由したAcronis Backupソフトウェアとストレージバックエンドの接続
- 5.4.1. インフラストラクチャについて
- 5.4.2. Backup Gatewayを経由したローカルストレージクラスターへの接続
- 5.4.3. Backup Gatewayを経由した外部NFS共有への接続
- 5.4.4. Backup Gatewayを経由したパブリッククラウドストレージへの接続
- 5.4.5. Backup Gatewayの証明書の更新
- 5.4.6. 新しいAcronis Backup AdvancedでのBackup Gatewayの再登録
- 5.4.7. 旧バージョンのAcronisソリューションからのバックアップの移行
- 5.4.8. Backup Gatewayのジオレプリケーションの管理
- 5.4.9. Backup Gatewayの監視
- 5.4.10. Backup Gatewayからのノードのリリース
2020年07月31日