1.1. Acronis Cyber Applianceの外観

Acronis Cyber Applianceは5つの同じノードで構成されています。アプライアンス正面のフロントベゼル下には電源/リセットボタン、各ノードの電源LED、および主電源スイッチがあります。フロントパネルからは各ノードのディスクにもアクセスできます。各ノードにつき3個のディスクがあり、最も左側の3個がノード#1のディスク、次の3個がノード#2のディスクというように並べられています。

../_images/appliance-front.png

Acronis Cyber Applianceの背面には2個の電源ソケットといくつかの接続オプションがあります。

../_images/appliance-rear.png

それぞれのノードにはネットワーク、IPMI、USB、およびVGAの各ポートがあります。

../_images/appliance-single-node.png

IPMI、USB、およびVGAポートは高度な診断にのみ必要です。IPMIにより、ネットワーク経由でノードにアクセスし、リモートコンソールから帯域外管理を行えます。SSH経由で管理ノードにアクセスする場合のデフォルトIPMIパスワードはAcronis!Infra%30です(配置中にユーザーの指定するパスワードに変更されます)。ネットワークが使用できない場合、USBポートとVGAポートでキーボードとモニターを接続できます。

日常的なAcronis Cyber Applianceの管理は、管理パネルからネットワーク経由で実行できます。このガイドで後ほど説明します。