4. 仮想マシンでのAcronis Cyber Infrastructureのデプロイ¶

仮想マシンが起動したら、次の手順を実行してください。

1. storage-userとしてログインします。デフォルトのパスワード（password）を使用してください。パスワードを1度変更するよう求められます。例:

   You are required to change your password immediately (root enforced)
   WARNING: Your password has expired.
   You must change your password now and login again!
   Changing password for user storage-user.
   Changing password for storage-user.
   (current) UNIX password:
   New password:
   Retype new password:
   passwd: all authentication tokens updated successfully.
   

   （現在の）UNIXパスワードではpasswordを入力し、新しいパスワードとパスワードの再入力では新しいパスワードを入力します。storage-userとルートユーザーの両方でパスワードを変更できます。

2. 新しいパスワードを使ってstorage-userとして再度ログインし、ルートユーザーに切り替えます。

   $ sudo su
   

3. [eth1] ネットワークインターフェースを設定して有効にします。

   # cat > /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 << EOF
   ARPCHECK="no"
   BOOTPROTO="static"
   IPADDR=192.168.1.<node>
   NETMASK=255.255.255.0
   DEVICE="eth1"
   IPV6INIT="yes"
   IPV6_AUTOCONF="yes"
   NAME="eth1"
   ONBOOT="yes"
   EOF
   # ifup eth1
   

   <node>はノード番号です。2は管理ノード、3は最初のセカンダリノードといった具合になります。

4. IPアドレスが割り当てられていて、インターフェースが稼働していること（ip -4 a show eth1のようになっていること）を確認してください。

その他の設定は、ノードのロールによって異なります。1つの管理ノードをデプロイする必要がありますし、2つから4つのセカンダリノードをデプロイすることも可能です。