3.7. 手順 4:ストレージクラスターの構成

この手順では、インストールするノードのタイプを指定する必要があります。

  • 既存のストレージクラスターに追加するセカンダリノードである場合は、[いいえ、既存のクラスターに追加します] を選択します。このノードでは、データストレージに関連するサービスを実行し、インストール中にインフラストラクチャに追加されます。
  • Acronis Cyber Infrastructureのセットアップを開始したところで、新しいストレージクラスターを作成する場合は、[はい、新しいクラスターを作成します] を選択します。このプライマリノードは管理ノードとも呼ばれ、クラスター管理サービスと管理者パネルをホストします。ストレージノードとしても機能します。必要なプライマリノードは1つのみです。
  • デプロイしたノードを後で管理者パネルから手動で登録する場合は、[クラスターの設定をスキップ] を選択します(Re-adding unassigned nodesを参照)。
../_images/install_cluster1.png

[次へ] をクリックして、選択した内容に応じて次の手順に進みます。

3.7.1. プライマリノードのデプロイ

プライマリノードを配置することを選択した場合は、次の手順を実行します。

  1. [内部管理ネットワーク] ドロップダウンリストで、内部管理と設定を行うためのネットワークインターフェースを選択します。
  2. [管理者パネルネットワーク] ドロップダウンリストで、管理者パネルにアクセスできるネットワークインターフェースを選択します。
  3. 管理者パネルの特権管理者アカウントのパスワードを作成し、確認のためにもう一度パスワードを入力します。
  4. [次へ] をクリックします。
../_images/install_cluster2.png

3.7.2. セカンダリノードのデプロイ

セカンダリノードを配置することを選択した場合、クラスターの管理者パネルからのみ取得できる管理ノードのIPアドレスとトークンを指定する必要があります。1つのトークンで複数のセカンダリノードを並行して配置できます。

トークンと管理ノードのアドレスを取得するには、次の手順を実行します。

  1. ポート8888で管理者パネルにログインします。パネルのIPアドレスは、プライマリノードをデプロイした後にコンソールに表示されます。ログイン画面に表示されているデフォルトのユーザー名とプライマリノードのルートパスワードを使用します。

    要求される場合には、セキュリティ証明書をブラウザの例外に追加します。

  2. 管理者パネルで、[インフラストラクチャ] > [ノード] を開いて、[ノードを接続] をクリックし、管理ノードのアドレスとトークンが表示される画面を呼び出します。

注釈

必要に応じて、新しいトークンを生成できます。新しいトークンを生成すると古いものが無効化されます。

インストール画面に戻り、管理ノードのアドレスとトークンを入力してから、[次へ] をクリックします。

../_images/install_cluster3.png

トークンがバリデートされるとすぐに、[インフラストラクチャ] > [ノード] 画面にノードが表示されます。ノードのステータスは割り当て解除済みになります。ただし、そのノードをストレージクラスターに接続できるのは、インストールの完了後です。