2.3. Mountain Duckを使用したS3ストレージのマウント¶
Mountain Duckによって、Acronis Cyber InfrastructureS3ストレージを通常のディスクドライブのようにマウントし、アクセスすることが可能になります。以下の手順を実行します。
サービスプロバイダーからSSL証明書が提供されている場合、それをインストールします。
Mountain Duckで [新しいお気に入り] をクリックします。
プロパティウィンドウで、最初のドロップダウンの一覧からAmazon S3プロファイルを選択し、以下のパラメータを指定します。
ディスクドライブの [ニックネーム]
[サーバー] フィールドにエンドポイントのFQDNを指定
[ユーザー名] フィールドにアクセスキーIDを指定
[接続] をクリックします。
ログインウィンドウで、[シークレットアクセスキー] を指定して [ログイン] をクリックします。
Mountain DuckによってS3ストレージがディスクドライブとしてマウントされます。このディスクでは、バケットの管理やファイルの保存が行えます。
2.3.1. マウントされたS3ストレージでのS3バケット作成¶
Mountain DuckがサポートするオペレーティングシステムであるWindowsとmacOSでは、S3ストレージがディスクドライブとしてマウントされた場合、バケットがフォルダとして扱われます。どちらのオペレーティングシステムでも、デフォルトのフォルダ名にはスペースが含まれます。これはバケットの命名規則に違反しているため(「S3のバケットとキーの命名ポリシー」参照)、マウントされたS3ストレージに新しいバケットを直接作成できません。マウントされたS3ストレージにバケットを作成するには、DNSの命名規則に準拠した名前のフォルダを別の場所に作成し、それをマウントされたS3ストレージのルートにコピーします。