4.2. セカンダリノードのデプロイ

仮想マシンでセカンダリノードをデプロイするには、以下の手順を実行します。

  1. 管理者パネルで管理ノードのIPアドレスとトークンを取得します。これを行うには、[インフラストラクチャ] > [ノード] を開いてから、[ノードを接続] をクリックして、管理ノードのIPアドレスとトークンが表示される画面を呼び出します。

  2. 仮想マシンの端末を開き、以下を実行してセカンダリノードを管理者パネルに登録します。

    # /usr/libexec/vstorage-ui-agent/bin/register-storage-node.sh -m <mn_addr> -t <token>
    

    <mn_addr>は管理ノードのIPアドレス、<token>は管理者パネルで取得したトークンです。

    新しく登録したセカンダリノードが、管理者パネルの [インフラストラクチャ] > [ノード] 画面に表示されます。ステータスが割り当て解除済みになります。

  3. セカンダリノードをストレージクラスターに追加します。

    1. [インフラストラクチャ] > [ノード] 画面で、割り当て解除済みのノードをクリックします。
    2. ノードの右側のペインで、[クラスターに結合] をクリックします。
    3. [結合] をクリックすると、Acronis Cyber Infrastructureによってディスクにロールが自動的に割り当てられ、デフォルトのロケーションにノードが追加されます。または、歯車のアイコンをクリックして、ディスクロールまたはノードのロケーションを構成します。

各セカンダリノードでこの手順を繰り返します。ストレージクラスターにすべてがそろったら、[設定] > [管理ノード] > [高可用性を管理] 画面で、管理ノードの高可用性を有効にできます。

対象のシナリオに合わせたAcronis Cyber Infrastructureのセットアップに進みます。各種の設定タスクを実行する方法については、:doc:『管理者ガイド <admins_guide:index>』を参照してください。