2. Acronis Cyber Infrastructure 仮想マシンの作成

まず、Acronis Cyber InfrastructureでVMを作成する必要があります。以下の手順を実行します。

  1. ダッシュボードで [リソースを作成] をクリックします。

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  2. [ホーム] > [新規] ペインを使用して、Azure Marketplaceで [Acronis Backup Gateway] を見付けてクリックします。

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  3. [ホーム] > [新規] > [Acronis Backup Gateway] ペインで [作成] をクリックします。

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    VM作成ウィザードが表示されます。

  4. [基本] ペインで、VMの管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。パブリックアクセスポリシーを設定し、Acronis Cyber Infrastructure Webパネルのパスワードを指定して、サブスクリプションタイプ、リソースグループ、およびロケーションを選択します。[OK] をクリックします。

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  5. [ゲートウェイ設定] ペインで以下のようにします。

    1. [仮想マシンのサイズ] では、VMの推奨サイズ [標準A4 v2] がデフォルトで選択されているはずです。

    2. [ストレージアカウント] でアカウント名を指定してから、[OK] をクリックします。

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    3. [ストレージアカウントコンテナ] で名前を指定します。

    4. [パブリックIPアドレス][割り当て] で、[静的] を選択してから [OK] をクリックします。

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    5. [DNS接頭辞] で、Backup GatewayのDNS接頭辞(backupgateway など)を指定します。

    Backup Gatewayが静的パブリックIPアドレスとFQDNでAcronis Backup Cloudに登録されます。

    注釈

    パブリックIPアドレスとFQDNを後から変更することはできません。

    必要なオプションを設定したら、[OK] をクリックします。

  6. [Acronis Backup Cloudの設定] ペインで、Acronis Backup Cloudのパートナーアカウントの資格情報を指定します。クラウド管理ポータルのURL(https://cloud.acronis.com)は、デフォルトで指定されているはずです。[OK] をクリックします。

    重要

    パートナーアカウントで二要素認証(2FA)が無効になっていることを確認してください。また、2FAを有効にしたテナント内の特定のユーザーの認証を無効にして(『Acronis Cyber Cloudマニュアル』を参照)、ユーザーの資格情報を指定することもできます。

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  7. [サマリー] ペインで、すべてのオプションが正しく設定されていることを確認し、ベリファイが成功するまで待ってから、[OK] をクリックします。

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  8. [作成] ペインで、利用条件と個人情報保護方針を読んでから、[作成] をクリックします。

VMが稼働したら、Acronis Cyber Cloudの管理者パネルにログインし、新しい Acronis Cyber Infrastructure が [ロケーション] セクションに表示されていることを確認します(詳細については、『Acronis Cyber Cloudマニュアル』 を参照)。最後に、Azureクラウドへのテストバックアップを実行して、すべてが正しく機能していることを確認します。