リリース日: 2022年11月

目次

新機能

Acronis Cyber Protect Cloud

パートナーアカウントでワークロードを登録

カスタマーアカウント資格情報の指定なしにワークロードを登録します。パートナーレベルでの管理処理が増えるため、効率性が向上します。

起動スクリーンショットの解析によるバックアップのMIアシスト検証

バックアップからの復元後、システムが起動することを100%保証します。マシンインテリジェンスシステムで分析および検証された起動画面のスクリーンショットが、メールボックスに配信します。

RMMとPSAの統合

HaloPSAとの統合

AcronisとHaloPSAの新しい機能統合により、カスタマー管理を自動化し、MSPがマニュアル作業に費やす時間を短縮できます。テナントや製品のプロビジョニング、チケットの解決、使用状況レポートや請求などの管理作業が自動化されます。

パートナーは、HaloPSAのカスタマーを新規および既存のAcronisのカスタマーテナントにリンクしたり、HaloPSAの繰り返し利用される項目をAcronisの提供項目にリンクしたりできるようになりました。また、HaloPSAの定期請求書に基づきカスタマーテナントでAcronisの提供項目をプロビジョニング/プロビジョニング解除したり、前払い、従量課金制、超過料金あり前払いの、各課金モデルを提供したりできるようになりました。また、Acronisのアラートを基にHaloPSA側で自動的にチケットが作成され、Acronisのアラートが解除されるとHaloPSA側で自動的にチケットが解決済みにできるようになっており、さらにHaloPSA側でチケットが解決されれば、Acronis側でも自動的にアラートが解除されるようになっています。また、カスタマーのプロビジョニングとチケット-アラートの同期に関する構成オプションのメリットを活用することもできます。

アップデート済みコンポーネント

サイバープロテクションエージェント

Acronisサイバープロテクションエージェントの新しいバージョンは以下の通りです。

  • AcronisサイバープロテクションWindowsエージェント(v.15.0.31037)
  • AcronisサイバープロテクションMacエージェント(v.15.0.31037)
  • AcronisサイバープロテクションLinuxエージェント(v.15.0.31037)

Acronisサイバープロテクションエージェントのリリースノートは、こちらから参照してください。

Acronis Cyber Cloud APIの変更点

Acronis Cyber Cloud APIの変更履歴は、専用のAPI変更ログ文書で確認できます。

修正済みの問題

このセクションでは、今回のアップデートで修正済みの問題について説明します。

セキュリティ

このリリースで修正されたセキュリティ上の問題については、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2211-1d54-2294を参照してください。

Acronis Cyber Protect Cloud

  • 共通

    • [ABR-357303][ABR-357153] US5データセンターで保護計画を作成または編集できない。
    • [ABR-357676] 「X日間バックアップなし」という偽陽性のアラートが受信される。
    • [ABR-357310][ABR-357306][ABR-357098] US5データセンターでサイバープロテクションコンソールの動作が不安定になる。
    • [ABR-356406] サイバープロテクションコンソールからワークロードを削除すると、「IDのテナントは削除されています」というエラーが発生し、削除に失敗する。
    • [ABR-352599] 「デバイスの準備ができていません」というエラーが発生して、ファイルレベルのバックアップに失敗する。
    • [ABR-357591][ABR-357254] EU2データセンターでサイバープロテクションコンソールの動作が不安定になる。
    • [ABR-358026] カスタマーのテナントを移動した後、一部のワークロードがサイバープロテクションコンソールに表示されない。
    • [ABR-356258] レプリケーションを伴う保護計画がエージェントに配置されない。
    • [PLTFRM-45274] トークンを使用した自動エージェントインストールで、登録時にエラー「500内部サーバーエラー」が発生する。
    • [ABR-357956] サイバープロテクションコンソールから削除されたエージェントを含むワークロードを削除できない - [削除] ボタンが表示されない。
    • [ABR-353940] 「ゲートウェイのタイムアウト」というエラーが発生し、300台以上の仮想マシンを含む保護計画の作成に失敗する。
    • [ABR-333943] レプリケーションを伴う保護計画が数日間にわたり完了しない。
    • [PLTFRM-44725] エラー「500 - 内部サーバーエラー」というエラーが発生し、保護計画が失敗する。
    • [ABR-354155] 小規模レプリケーション計画の [キャンセル] ボタンを押しても、レプリケーション処理がキャンセルできない。
    • [ABR-357228][ABR-357227][PLTFRM-45438] 保護計画を手動で開始すると、「この操作は現在のライセンスでは利用できません」というエラーが発生する場合がある。
    • [ABR-356663] 「SFTPエラー:'sftp:"Failure" (SSH_FX_FAILURE)」というエラーが発生して、Webサイトのバックアップに失敗する。
    • [ABR-344694] カスタムURLを設定している場合、Android向けアプリ「Acronis Protect」にログインする際に、「リンクがブロックされています」、「接続が安全ではありません」というエラーが発生し、ログインに失敗する。
    • [ABR-357872] 増分バックアップが作成されず、完全バックアップが作成される。
    • [ABR-315147] 小規模計画のアクティビティの進行状況が、0%でハングアップする。
  • サイバープロテクションエージェント

    • [ABR-357777][ABR-352959] 「クラウドストレージ':80/api/1/rpc/'へのリクエストがコード'504'で失敗しました」というエラーが発生して、クラウドへのバックアップが失敗する。
    • [ADP-21846] 「インストールまたはアップデートのサポートサービスの内部エラーです。エラー:予期しないインストーラの停止」というエラーが発生して、エージェントのアップデートに失敗する。エラー: エージェントのアップデートが失敗する。
    • [ADP-24538] 6GB以上の空き容量があるにも関わらず、「空き容量が5GBを下回っています」というエラーが発生して、Linuxエージェントのアップデートに失敗する。
    • [ADP-24773] 「RemInstLaunchServiceError」というエラーが発生して、エージェントの自動アップデートに失敗する。
    • [ABR-357134] 「1つまたは複数の以上の重大な問題が見つかりました」というエラーが発生して、エージェントの自動アップデートに失敗する。
    • [ABR-357209] 「管理サーバーに接続できませんでした。インターネット接続および該当する場合はプロキシ サーバーの可用性を確認してください」というエラーが発生して、エージェントの登録に失敗する。
    • [ABR-335674] Windowsエージェントで、論理セクタサイズが4096バイトのダイナミックディスクのパーティションをマシン全体のバックアップに含めることができない。
    • [ABR-356619] クラウドバックアップが1日以上にわたり45%でスタックする。
    • [ABR-356734] 「インストール中の致命的なエラー。複数のAcronisサービスが有効化されました」という不明瞭なエラーが発生して、エージェントの自動アップデートに失敗する。
    • [ADP-24957] エージェントのアップデート後にadp-agent.exeがクラッシュする。
    • [ADP-24884] 「exec-timeout-expired」というエラーが発生して、エージェントの自動アップデートに失敗する
    • [ADP-24585] 「Acroinst2UnexpectedError」というエラーが発生して、エージェントの自動アップデートに失敗する。
  • ダッシュボードとレポート

    • [ADP-24611] C22.09のリリース後、デンマーク語で作成されたレポートが英語で受信される。
    • [ADP-24737] 検出された脅威が、「最近影響を受けたもの」ウィジェットに表示されない。
  • ディザスタリカバリ

    • [DRAAS-26816] フェールバックが完了しない。
    • [DRAAS-25351] 「AUR処理の実行に失敗しました」というエラーが発生して、テストフェールオーバーに失敗する。
    • [DRAAS-26938] 「カスタム操作startVolumesExportingを実行できませんでした」というエラーが発生して、本番フェールオーバーに失敗する。
    • [DRAAS-24085] 次回のランブックの開始時に、アラートが自動的に解除されない。
    • [DRAAS-26911] フェールオーバーしたサーバーのバックアップに失敗する。
  • DLP

    • [DEVLOCK-4122] USB許可リストにデバイスを追加すると、クラウド(Acronisアプライアンス経由)へのログインができなくなる。
  • File Sync & Share

    • [AFDC-1823] File Sync & Shareのプロセスがスタックする。
    • [ASRV-13094] まだ作成されていないユーザーでログインしようとすると、401エラーが表示される。
    • [AFDC-1842] 保存済みで、現在開いている文書の同期時に、トレイに「内部エラー」のメッセージが表示される場合がある。
    • [ASRV-12856] ファイルを含む大きなフォルダー階層をダウンロードしようとすると、File Sync & Share serviceで問題が発生する。
  • Linuxの保護

    • [ABR-357337] Debian 11でLinuxエージェントをインストールする際、「モジュールのビルドに必要な、カーネルのSystem.mapファイルが見つかりませんでした」という誤った警告が表示される。
    • [ABR-356639] オペレーティングシステムでスナップショットが削除され、バックアップに失敗する(CloudLinux 8.6)。
    • [ABR-356431] SnapAPIのページ割り当てに失敗すると、バックアップ処理中にUbuntu 18.04.6が無応答になる場合がある。
  • Microsoft 365、Google Workspace、その他のアプリケーションの保護

    • [ABR-356208] ライセンスの処理に時間がかかるため、バックアップが開始されない。
    • [PLTFRM-44466][PLTFRM-44952] 「[アーカイブサーバー]: 内部エラー」というエラーが発生して、Microsoft 365のバックアップに失敗する。
    • [ABR-356814] 既存の計画に追加のチームサイトを追加すると、「オブジェクト'undefined'を取得できませんでした」というエラーが発生する。
    • [PLTFRM-44730] 「[アーカイブサーバー]: ストレージが利用できません」というエラーが発生して、Microsoft 365のバックアップに失敗する。
    • [ABR-356680] [デバイス] > [Microsoft Office 365(ローカルエージェント)] のリンク、「アプリケーションIDとシークレットの取得方法」が機能しない。 
    • [ADP-24849] 脆弱性診断スキャンのアクティビティに失敗する。
    • [ABR-357394] 保護計画のステータスが、「バックアップ計画を適用する」の手順でスタックする。
    • [ABR-357967] 「タスクがタイムアウトしました」というエラーが発生して、Microsoft 365リソースの検出に失敗する。マルウェアスキャンが失敗する。
  • Notary

    • [AN-3733] ノータリーのEメール通知が、ポルトガル語ではなく英語のローカライズで送信される。
  • セキュリティと管理

    • [ADP-23991] FileZilla 3.60.2パッチのダウンロードに失敗する。
    • [ADP-24792] スクリプト計画の日付が、スケジュールを構成するときに提示される日付と一致しない。
    • [AAP-5147] マルウェア対策計画での再起動後、マシンがフリーズし、応答に時間がかかる。
    • [ABR-356796] ソフトウェアまたはハードウェアのインベントリを開くと、エラーが表示される。 
    • [ADP-24472] パッチ管理で設定された遅延時間に従ってデバイスが再起動されない。
    • [PLTFRM-45511] マルウェア検知のEメール通知を受信できない。
    • [PLTFRM-44997] Acronisエージェントをインストールした後、複数のマシンでセキュリティイベントが発生する。
    • [ABR-356719] Acronisサイバープロテクションサービスが最終的に停止する。
  • 仮想環境の保護

    • [ABR-272655] 再起動後に仮想アプライアンスのタイムゾーンが変更される。
    • [ABR-357206] VMware Cloud Directorエージェントの登録に失敗する。 
    • [ABR-357339] VMware Cloud Directorのバックアップの最大数が間違って表示される場合がある。

管理ポータルとプラットフォームコア

  • [PLTFRM-44920][PLTFRM-44955][PLTFRM-45401] 管理ポータルでクラウドストレージの使用状況がアップデートされない。
  • [PLTFRM-44501] 管理ポータルとサイバープロテクションコンソールの間で、保護されているワークロードの数が一致しない。
  • [PLTFRM-45653] カスタムファビコンのアイコンが正しく表示されない。
  • [PLTFRM-45434] offering_items APIエンドポイントへのリクエストが、エラー「426クライアントエラー:urlのアップグレードが必要です:https://us-cloud.acronis.com/api/2/tenants/<...>/offering_items」によって失敗する。
  • [PLTFRM-45139] 管理ポータルでセルフサービスのパートナーテナントを作成できず、代わりに「サービスプロバイダーによる管理」モードが選択される。
  • [DRAAS-26949] Google WorkspaceシートとコンピュートポイントのSKUが使用状況レポートに表示されない。
  • [DO-6264][DO-6256] br01-cloud.acronis.comへのアクセスが断続的になる。
  • [PLTFRM-45955] テーブル設定で「合計」列をオフにすると、管理ポータルの動作が不安定になる。

PSAとRMMの統合

  • [CI-20594] Datto RMM:EU8/US5データセンターで、構成された統合が表示されない。
  • [CI-19748] Datto RMM:カスタマーとサイトの両方が削除されると、テナントマッピングの保存に失敗する。
  • [CI-19740] Datto RMM:登録トークンを使用したエージェントの配置に失敗する。
  • [CI-20540] N-central:登録トークンとデータセンターのURLのアップデートに失敗し、N-central APIから「500内部サーバーエラー」が返される。
  • [CI-20635] ConnectWise Asio:移行したカスタマーのチケットが発行できない。
  • [CI-18767] Kaseya BMS:同じアラートに対して複数のチケットが作成される。
  • [CI-20106] Kaseya BMS:「現在使用状況がアップデートされており、その値が0より大きい可能性があります」というメッセージで、マッピングエラーが発生する。

既知の問題と制限事項

このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。

Acronis Cyber Protect Cloud

  • 共通

    • [ABR-228827] データリカバリ(Web Restore)コンソールを介して一部のバックアップが削除された場合、サービスコンソールが更新されるまで、バックアップロケーションを参照している間、その変更がサービスコンソールに反映されない。
    • [ABR-196710] バックアップロケーションとして同じ名前の異なるネットワーク共有が登録されている場合(共有ローテーションシナリオ)、ネットワーク共有使用のバックアップロケーションが複製される。
    • [ABR-189620] 「アクティビティサマリー」ウィジェットが、定義された日付「範囲」スコープ外のアクティビティを表示する(超過アクティビティが表示される可能性がある)。
    • [ABR-184900] 重複除外が有効になっているネットワーク共有に保存されたバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況が報告されない。
    • [ABR-183764] ネットワークロケーションを削除および再追加した後、すべての仮想マシンバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況がアップデートされない。
    • [ABR-182313] ローカル接続のストレージ(LAS)を新しいVMwareエージェント(仮想アプライアンス)へ再接続した後にローカルバックアップ使用サイズが複製される。
    • [ABR-178648] 前のアップデートが中断されると、インストーラが古いライブラリの削除/アップデートを行なわない。
    • [ABR-154655] 保護計画が警告を伴って完了しても、「バックアップ正常終了」状態となる可能性がある。それでもアラートおよびアクティビティは計画の状態を正しく表示する。
    • [ABR-190404] バックアップが複数の個別のファイルに分かれていると(マルチボリューム)、「LSR」ツールで作成した大規模復元バックアップからの復元ができない。
    • [ABR-158677] ブータブルメディアを使用したVMware Workstation 仮想マシンへのイメージの復元後、「Intel(R) 82574L ギガビットネットワーク接続」NICがWindows 10に正しく認識されない。
    • [ADP-17122] 孤立したアーカイブで、バックアップスキャンが正しく機能しない。
  • サイバープロテクションエージェント

    • [ABR-87244] ネイティブ重複除外が有効化されたNTFSボリュームにおけるディスク/ボリュームのバックアップからのファイルレベルの復元が機能しない。
  • macOS保護

    • [ABR-207057] macOSでブルガリア語がサポートされていないため、「HD復元」メニュー(Mac用ブータブルメディア)にブルガリア語が存在しない。
    • [ABR-141823] HFS+からAPFSへの変換で、Mac OS Xから10.13 High Sierraを更新した後に、保護計画でバックアップ項目が正しくない(一部のバックアップ項目が見つかりません)。
    • [ABR-137886] Apple RAID構成のMacのバックアップが失敗し、「『固定ボリューム』テンプレートの処理中にボリュームが見つかりませんでした」エラーが表示される。Apple RAIDはサポート対象外。
    • [ABR-115270] ファイルレベルのバックアップの「[全プロファイルフォルダ]」テンプレートがカスタムプロファイルパスをサポートしていない。
  • Microsoft 365、Google Workspace、その他のアプリケーションの保護

    • [ABR-74984] アプリケーションレベルの保護計画だけが適用されたマシンでは「次回のバックアップ」時刻が表示されない。

    • [PLTFRM-18969] Hyper-V エージェントとローカルエージェントがインストールされている場合に、ワークステーションオペレーティングシステムのマシンでMicrosoft SQLを保護できない。

    • [ABR-255521] Microsoft Office 365 リソースの合計実行数と成功実行数がゼロになる。

  • 仮想環境の保護

    • [ABR-320237] VMware ESXiからScale Computing HC3上のVMにキャプチャしたバックアップを復元した後、セキュアブートを有効にしたDebian 10 EFI VMが起動できない
      • 解決策: 復元後のEFIブートマネージャーの設定でセキュアブートを無効にする
    • [ABR-320149] IDEドライブとSCSIドライブが混在しているマシンのバックアップをScale Computing VMに復元する場合、1つのディスクを失った状態でVMが作成される(非システムSCSIディスクは復元されない)
    • [ABR-242166] WMIが応答しないために高負荷のホストでバックアップが実行されると、Hyper-V 仮想マシンのアプリケーション認識型バックアップが、「WMI『ExecQuery』がクエリを実行できませんでした」または「WMIを介して新しいプロセスを作成できませんでした」というエラーを表示し、WMIクエリの実行に失敗する場合がある。
    • [ABR-235983] VMwareまたはHyper-V 仮想マシンに適用される「/dev/sdaX」や「/sdaX」などのポリシールールを使用した保護計画を、VMware/Hyper-Vエージェントで実行すると、「バックアップ対象がありません。処理は終了されました」というエラーが出て失敗する。処理は終了されました。「VMware/Hyper-V エージェントによる実行時のエラーです。
    • [ABR-234935] Hyper-Vクラスターで実行される仮想マシンのバックアップの後、アクティビティサマリーの中のアクティビティが複製される。
    • [ABR-234935] [処理] タブのHyper-Vクラスターの合計成功実行数が正しくない。
    • [ABR-234935] 電子メール通知の数が、1つのVMバックアップアクティビティのHyper-Vクラスターノード数と一致する。
    • [ABR-192213] 空の「vc.uuid」(インスタンスUUID)vSphereプロパティを有するVMware 仮想マシンがサービスコンソールにリストされない。
    • [ABR-189882] 仮想マシンのいずれかの仮想ディスクの名前にアンパサンド記号が含まれているとHyper-V 仮想マシンのバックアップが失敗する。
    • [ABR-173002] バックアップが、マウントされた仮想マシンディスクで選択されたパスと同じボリュームにある場合、Hyper-V ホストでのバックアップからの仮想マシンの実行が失敗する。
      • 解決策:マウントされたVMディスクパスに別のボリュームを選択する。マウントされた VM 内で生成された変更でのみ領域が使用され、仮想ディスクの全体サイズを占有しません。
    • [ABR-137564] Hyper-Vエージェントで新しいHyper-V 仮想マシンに対してクロスプラットフォーム復元(Hyper-Vエージェントによらずにバックアップが作成された際)を行なうと、常に仮想マシンのGen 1バージョンが作成される。
    • [ABR-115430] バックアップ計画がスケジュールされていなくても「X日のバックアップが見つかりません」というアラートが有効化される。また設定でこのアラートオプションが有効化される。
    • [ABR-104081] ソースおよびターゲットESXiホスト間のネットワークの切断により、[エラー処理] オプションが有効化されている場合でも、VMレプリケーション計画が失敗する。
    • [ABR-85645] Active Directoryでの仮想マシンのバックアップが、「MFTビットマップが破損しています」という警告で終了する場合がある。
    • [ABR-183082] 幾つかのXFSファイルシステムボリュームを有するLinuxマシンの復元が完了し、「ブートローダー構成を処理できませんでした」という警告が出る。警告にもかかわらず、マシンは起動できる。
  • Advanced Data Loss Prevention - 早期アクセスプログラム

    • [DEVLOCK-4011] LinkedInのテキスト投稿とコメントが制御できない。
    • [DEVLOCK-4028] Zoomデスクトップエージェントのチャットが制御できない。
    • [DEVLOCK-3717] 複数のシナリオで、HTTPサーバーの内部ホストの自動認識に失敗する。
    • [DEVLOCK-3930] Adobe Acrobat reader DC Windows 10 x86で、テキストのコピー操作(クリップボード、リダイレクトクリップボード)の制御ができない。
    • [DEVLOCK-4003] カスタムIDにワイルドカード(*)を使用した、新しいデータフローポリシールールを作成できない。
    • [DEVLOCK-3968] 特定の環境において、プリンタ、クリップボード、Outlook、Notes、Viberの制御や、MTP、スクリーンショットのデバイス制御が、数回のスリープ/スリープ解除を繰り返した後に動作しなくなる場合がある。
    • [DEVLOCK-2728] リムーバブルとSMBに多数のファイルを同時にコピーすると、システムが不安定になる場合がある。
    • [DEVLOCK-1558] Acronis Cyber Protectエージェントをアップグレードしようとすると、まれにDLPエージェントのデッドロックによりセットアップが中断される場合がある。
    • [DEVLOCK-2512] まれにAcronis Cyber Protectエージェントを停止できない場合がある。
    • [DEVLOCK-4019] Bluetoothが「拒否」に設定されていても、「AirDrop」経由のファイル送信やBluetoothデバイスの検出が可能になる(macOS Montereyのデバイス制御モジュールに適用)。 
    • [ABR-306459] 指定したマシンのバックアップが、「システムに接続されたデバイスが機能していません」というエラーを伴い完了する。

管理ポータルとプラットフォームコア

  • 読み取り専用ロールは、Cyber BackupのStandard EditionとCyber ProtectのStandard Editionで、カスタマーテナントが存在する場合に選択できますが、ライセンスの制限の関連で選択できません。
  • [ABR-136810] テナントの移動中に宛先テナントが見つからない場合、不明確なエラーが表示される。
  • [ABR-136694] ストレージの制限値(クォータ)に大きい数が設定されている場合、「不正な要求」メッセージが表示される。
  • [ABR-203902] ストレージの再登録中に「登録済みストレージおよび削除済みストレージの登録数が50を超えています」というエラーメッセージが出る。
  • [ABR-203243] ユーザーがブランドURL経由でログインしていてもログアウトが正常に完了するが、非ブランドURLの場合はログアウトが行なわれない。
  • [ABR-173628] (Aсtive Directory Connector)1つ以上の識別名(DN)が無効の時、マッピングが保存されない。
  • [ABR-131711] 「制限値(クォータ)超過」通知Eメールで挨拶文が不足している。
  • [PLTFRM-2340] 「テナントが移動しました」監査イベント説明で、名前ではなく、テナント ID が表示される。
  • [PLTFRM-18229] カスタマーにストレージがない場合の RPC GetRedirect メソッドのエラーメッセージを改善。